ジェットの司法試験合格応援ブログ

令和2年度司法試験に合格するために、自己を見つめ直すブログ

不安で仕方ないので、やるべきことを改めて整理

公法系

憲法答練模試過去問の復習をしながら、基礎知識判例の整理。答練模試は書き直す。過去問は問題意識の確認がメイン。

行政法も同様だが、より過去問演習をメインに(特にH23〜31)。訴訟要件もしっかり確認。

 

民事系

民法重問を使って基本問題の改正条文を習得。答練模試の復習もやる。直近の過去問で問われ方答え方を確認。+αでゼミ復習。

商法はまずは論証集と条文の確認。答練模試過去問は構成メインで復習と演習。余裕があれば百選見直し。

民訴は論証集旧試を使って基本問題を習得。過去問で誘導の乗り方を確認。答練模試様の復習。

 

刑事系

刑法はロープラと論証集と答練模試ゼミから。次にH30R1過去問。最後に旧試。

刑訴は過去問答練模試の復習と論証集超重要論点は学説も抑える(百選解説)

 

労働法

論証集過去問を徹底的に。

憲法も基本から書くことが大事(自分の確認のための記事)

憲法は型通りに最後まで一通り書ければC〜Bにはなるイメージ。

保障、制約、審査基準、あてはめについて、問題になっているところをメリハリをつけて書くことが大切。

また、他の科目以上に事案の特殊性に着目することが重要。

 

ただし、TKC模試や昨年度の合格者再現答案を分析して考え方を修正。

 

すなわち、基本知識をきちんと示すことの重要性は他の科目と同じであることを、再認識。

特に審査基準の設定について、原則的な考えを示してから特殊性に着目する方が手堅い。読んでいて安心するし、自分自身も混乱しにくい。

よって、各自由の原則的な考え方は論パ的に準備。超重要判例も論パ的に準備。こうすることによって思考過程を整理しておく。

また、明確性の原則や第三者の権利主張なども論パ的に準備するとともに、どこでどう論じるかと考えておく。

 

これらの準備したことを使う練習も怠らない。

Twitterに入れない

先週からTwitterにログインができなくなってしまいました…

スマホを触らないようにする機会かもしれません。

 

 

勉強についてですが、あれもこれもと混乱気味です。

焦りや自己嫌悪から、勉強が進まない日もちょこちょこありました…

 

ただでさえキツい直前期に、新型肺炎によって更にストレスが加わるのも大変です。

自分が感染しないか、感染爆発により試験が延期されないか、模試に行っていいのか等々…

 

ですが、残り1ヶ月半で、今の中途半端な知識と起案力をまとめ上げて、なんとか今年合格したいです!

 

落ち着いて、優先順位をつけて、基礎知識を重視して、頑張ります!

ジェットの学部時代

あんまり合格前にあれこれ過去を振り返りたくないけど、眠りが浅くずっとモヤモヤしていたので、少しだけ書いてみます。

 

私の出身大学では、法科大学院対策、司法試験対策が充実していました。

入学当初から複数の受験団体の入室試験があったり、大学として正規の授業とは別に法律入門講義があったり、夏には選抜試験のようなものもありました。

 

受験団体の入室試験はどこも小論文でした。

私は、全く通りませんでした。

 

それでもとりあえずはと、入門講義を受け、選抜試験を受けました。

試験内容は、講義で扱った民法の短答と、今はなき適性試験のような問題でした。

私は、民法はなんとか合格点でしたが、適性試験がギリギリ不合格点で、選抜試験にも落ちました。

 

もともと、司法試験は超優秀か超努力家の人が受けるものだと思っていたので、入学早々に小論文や適性試験といった法律の前段階でレールから外され、「自分に司法試験は厳しい」という思いが、より強固になりました。

 

それでも学部2年の時に予備校に通い、勉強を再トライしました。

(親族に法曹が多く、家族の期待に応えたかったのかもしれません。)

右も左も分からないままでしたが、真面目に通って、復習もしていました。

 

ただ、通えど通えど、1年の時から勉強している同期には追いつかず、不安は募るばかりです。カリキュラムが違うので、すぐに追いつけないのは当たり前なのに…。

他大学では、私の予備校スタイルや進度が一般的だと考えるようにしていましが、劣等感が消えません。

勉強から何度も逃げ、他の進路を毎日毎日調べていました。

 

結局、予備校講座を消化しきれず(特に下4)、劣等感も消えず、学部4年時は法科大学院を受験することもできませんでした。

 

周りは、進学や就職が決まっていくので、めちゃくちゃ辛かったです。

すっかり病んで、眠れなくなり、不登校になりました。

(学部3年までにほぼ単位を取り終えていたので、卒業要件は満たしていましたが…)

 

ただ、家族は、私が法曹になることへの期待を捨てておらず、引続き支援してくれるとのことでした。

また、延々と進路を悩む中で、私自身も「何かしらの専門知識を持って、直接人の役に立つ仕事をしたい」とは考えるようになっていました。

 

結局、1年の浪人を経て、法科大学院に入学しました。

 

 

私は、自分の人生に責任を持てず、甘い奴だったと思います。

これからも、大きくは変われないかもしれません。

 

未だに、司法試験は自分には厳しい、という呪縛とも闘い続けています。

 

ただ、自分を信じて若い時から頑張り続けてきた人たちに、少しでも近づけたらと思っています。

 

まずは、その日その日に出来ることだけを考えて、残り3ヶ月を過ごしていきます。

司法試験の基礎基本

総論

条文、趣旨、論点(規範、理由、問題の所在、あてはめ)の理解

基本論点の抽出ができる

欲する効果を定めて、要件→効果の検討

 

憲法
‪保障、制約、文面審査、法令違憲適用違憲等を事案に合わせて具体的に検討できる

重要判例知識を使える

最後まで書き切れる

 

行政法
‪訴訟要件と違法事由(裁量)の検討をしっかり出来る

個別法解釈ができる

誘導に従える(設問、問題文、会議録を効果的使える)

(論点学習を疎かにしない)

 

民法

条文や原則を書ける

問の答え方(主張の根拠とその当否、主張反論など)を抑えている

 

会社法

訴訟要件、あてはめで書き負けない

条文を引ける、手続きの説明ができる

 

民訴

誘導に乗れる

 

刑法

構成要件の暗記、メリハリをつけた書き方の定着

 

刑訴

必要性緊急性相当性のあてはめで、事実を落とさない

伝聞非伝聞の検討で、推認過程がきちんと書ける

 

労働法

百選レベルの規範(考慮要素)の暗記とあてはめ

配転、解雇、不当労働行為等、思考の流れや処理の仕方を抑えておく

 

石橋先生のツイートを拝見して、基礎基本ってなんだろうと、思うままに書いてみました。

結局、加藤先生のブログ(https://ameblo.jp/byoosoku/entry-12487980627.html)と同じ趣旨だなって思って、後半雑になった笑

やっておくこと

・全科目共通

 

常に条文と事案から、問題の所在と規範、あてはめの仕方を優先で抑える。

 

過去問演習で、実力の出せる

問題文の読み方

問いの構え方(←課題)

思考法

構成の仕方

時間の使い方

書き方(効率的かつ理解が伝わる)

を身に付ける。

(過去問の優先順位は◎>○>●)

 

そして、答練で試して修正。

 

(正確な理解と考えたことを伝え切ることが課題)

 

憲法

過去問○、百選

サブで工藤論証集、憲法ガール

(百選、工藤論証集で、判例対策。演習を後回しにしない)

 

行政法

過去問◎、工藤論証集

サブで合格思考、重問、基礎演習行政法

(過去問で何度も練習をしつつ、網羅的な学習をする)


民法

総合100、重問、過去問○

(重問中心)

 

会社法

過去問◎、重問(百選の穴埋め)、条文をしっかり引く

(過去問で解き慣れて(手続きの答え方を含む)、重問で穴埋め、条文をまとめておく)

 

・民訴

過去問○、旧試

サブで百選、工藤論証集、重問

(過去問で知識の使い方を感じる、暗記をしっかり)


・刑法

問研、過去問●(絞って答練の演習重視)

サブでロープラ(学説)

(問研中心、構成要件の暗記とあてはめをしっかり)

 

・刑訴

過去問◎

サブで旧試、趣旨規範本

(過去問で再度の出題(どこをどう書けば点になるか、判例学習)と多角的な検討をさせる出題に備える。サブで穴埋め。)

 


・労働法

過去問◎、アガルートの論証集

サブでアガルートの講義(判例学習)

 

 

最後に…

反復して自分のものにすることに、意味がある。

 

そして、全部終わらなくても前向きに!

 

短答過去問教材について(主に民刑)

1 過去問パーフェクト

利点…必要な知識が手に入る、正答率が参考になる

弱点…肢ごとに解くと無駄な時間がかかる、解説が長い

 

2 体系別短答過去問問題集

利点…必要な知識が手に入る、解説がシンプル、民法が一冊!(地味に嬉しい)

弱点…肢ごとに解くと無駄な時間がかかる、正答率はデータが少ないのでおまけ程度

 

3 肢別本(持っていないのでイメージ)

利点…回しやすい、1問ずつクイズ形式でやるのは記憶法としては適切(たぶん)

弱点…量が多い、(刑法の穴埋め問題

とかどうなってるんだろう)

 

4 効率よく高得点をとるには

民刑で高得点を取るための知識は、現行の司法試験過去問で足りると思っています。

そうだとしたら、過去問パーフェクトないし体系別短答過去問問題集を肢ごとにつぶしていけば必要な力は手に入りそうです。(今までの勉強で良さそうです。)

しかし、過去問パーフェクト等を肢ごとに解いていると、もはや肢別本の方が回しやすいのでは?と思い始めました。見開きで1問ずつチェックするのと、ページをめくりながら5問ずつチェックするのでは、スピード感が違うからです。

民法は改正に伴い新しいものをやり直しているので、尚更肢別本に惹かれ始めました。

ただ、旧試の問題も気になってしまいそうな性格なので手を出さずにいます。

旧試を含めてガンガン回す方が、結局早く知識を詰められそうですが…

 

 

結局、唯一絶対の方法は存在しません。

可処分時間や学習の進度はそれぞれです。

苦手な知識を判例六法や逐条テキストにまとめたり、年度別問題や模試で肢を切る練習をしたりと、他にも役立つことはありますし…。

 

結局私は、肢別本便利そうだなと思いながらも、今まで通りの勉強になるかなー…笑

試行錯誤は続きます。